日本の家の寿命は短い?
よく日本の家は、寿命が短く、30年位が寿命だと言われることが多々あります。
海外の家では、寿命が80年とも100年とも言われています。
特に日本は特殊で、四季があるため、住宅に当たるダメージが多いからこのように言われているようです。
しかし、実際のところ、木の家では、100年以上も住むことが出来ます。
神社仏閣は100年超えは当たり前
例えば、日本にある木造建築で、長寿命といえば、神社仏閣が挙げられます。
中でも、法隆寺はその代表ともいえ、五重塔は680年から数えて1330年以上経っています。
もちろん、補修はしているのですが、木造建築で1300年というのは、
世界最古でもあります。
寿命/耐久年数が長い木の家
一般的に、木の寿命の目安としては、
「木が育った年数が木が建物として利用できる寿命」と言われています。
また、木の特性として、建物になってからも強さを増していき、
3割ほど強くなってから、徐々に元の強さに戻るという特性があります。
マンションなどでは、建ててからは経年劣化が始まっていきますが、
木の家では、経年劣化が始まる期間が遅いため、その分長く住むことが出来ます。
「木が育った年数が木が建物として利用できる寿命」
となると、樹齢100年の木は100年は問題なく使うことが出来ます。
また、樹齢が短くとも、雨や地面の湿気をうまく避ける手法をとれば、長く使うことができます。