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「自由設計」って本当に自由?そんな疑問から始まった家づくり

南欧風の木の家

「注文住宅は自由設計です」――住宅会社の多くがそう謳っています。
でも、その“自由”とは一体どこまでのことを指すのでしょうか?

  • 好きな色や素材が選べること?
  • 間取りを自分で決められること?
  • 家族のライフスタイルに合わせて提案してくれること?

家づくりを始めると、パンフレットや展示場でよく見る言葉に少しずつ疑問を感じてくる方も多くいらっしゃいます。

本当に私たちの想いは叶うのだろうか?
自由設計」とは言いつつも、実は選択肢が限られているのでは?

そんな不安を抱きながらも、一歩踏み出された4組のお客様。
今回は、実際に注文住宅を建てられた方々の「想いを形にした物語」をご紹介しながら、「自由設計」の本質に触れていきます。

南欧風×無垢材。こだわりを諦めない家【O様の物語】

O様ご夫妻は、温かみのある南欧風の外観と、木のぬくもりを両立させた家を夢見ていました。
しかし、「梁を白く塗装したい」「屋根瓦は国産の焼き物で質感重視」など、なかなか住宅会社では“面倒”と思われがちな細かなこだわりも…。
それでも私たちは、O様のその想いを「一緒につくりあげる楽しみ」として受け止めました。

《O様の声》

「南欧風の『木の家』にしたいので、梁を白く塗装してほしいとお願いしましたが、快く引き受けてくださいました」
「風通しのいい間取りと天然木の床のおかげで、暑い夏も快適です」

南欧風の家でありながら、床や柱には自然素材を使用し、通気性にも優れた機能美のある空間に仕上がりました。“デザインの理想”と“快適さ”を両立した家は、まさにO様ご家族の「想いが詰まった家」となっています。
施工例ページはこちら → 純白の光が溢れる南欧風の木の家O様邸

親御さんが残した建具を、次世代へつなぐ家【K様の物語】

K様が家づくりでどうしても叶えたかったこと――
それは「親御さんが残してくれた大切な建具を新しい住まいに取り入れること」でした。
これは既製の設計プランでは到底対応できない要望です。
大工の手仕事、細かな採寸、建具の持つ雰囲気との調和。すべてを考慮した繊細な対応が必要でした。

施工例ページはこちら → どっしりとした安心感溢れる和の趣のある平屋 K様邸

《K様の声》

「親が残してくれた建具を使いたいという要望に応えてくれる工務店を探していました。
和風建築も得意な鈴木工匠の大工さんなら上手に取り入れてくれると思い、お願いしました」

結果、昔ながらの趣と新築ならではの清々しさが見事に融合した住まいが完成しました。
今では、ご親族やご友人が訪れるたびに「いい色に馴染んできたね」と声をかけてくれるそうです。
過去の思い出が未来へと続く、唯一無二の家づくりとなりました。

“自然の中にいるような安心感”を追求した家【T様の物語】

T様は、シンプルで飾らない、でもどこかホッとする家を求めていました。
要望は特別なものではなく、むしろ“余計なことをしない”こと。
木の素材感を活かし、自然と調和するような空間を大切にしたいという想いがありました。

《T様の声》

「木の床は温かみのある優しい肌触りで、スリッパも絨毯も必要ありません」
「床も扉も棚も木でできていて、まるで自然の中にいるような安心感があります」

この言葉こそが、“本当の自由”を感じられる住まいの証ではないでしょうか。

設計も仕上げも決して派手ではないけれど、「必要なことだけを丁寧に整える」――
それが本当の意味での“自由な家づくり”だと私たちは考えています。

日々の暮らしを、もっと便利に。細やかな提案で叶えた家【T様の物語】

最後にご紹介するのは、“実際に暮らしてからの便利さ”にこだわったT様の家。
床の色合い、壁の素材、収納の位置、家事動線…。
全てにおいて「どう暮らしたいか」を丁寧にヒアリングさせていただきました。

《T様の声》

「濃い色合いとの兼ね合いで、床は明るめがいいとアドバイスをもらいました」
「手紙などを貼れるコルクボードや収納も提案してもらって、暮らしてみて本当に便利です」

T様が仰る「便利さ」は、単なる設備の多さではありません。
「暮らしにぴったりフィットする気配り」のこと。
これはマニュアルでは決して生まれません。
施主の生活スタイルを理解した設計力と、大工の柔軟な対応力があってこそ実現できる自由設計です。

「自由設計」は“選べる”だけじゃない。“寄り添う力”がある

これらの物語を通して、少し「自由設計」の本質が見えてきたのではないでしょうか。

  • 外観デザインのこだわりも
  • 思い出の建具も
  • 素材のぬくもりも
  • そして、日々のちょっとした便利さも

それぞれのご家族にとっての“理想”は違います。
その理想に寄り添い、かたちにできるのが、本当の自由設計です。

鈴木工匠の「自由設計」は、制限のない“会話”から始まる

私たちは、お客様の「これってできますか?」という声を、決して「無理です」とは言いません。
むしろ、「どうすれば実現できるか?」を一緒に考えます。

それが、地域に根ざした工務店である私たちの役割であり、“想いに応える”家づくりの原点だと信じています。

「家づくりに詳しくないから…」
「こんなお願いはワガママかも…」


そう感じる必要は一切ありません。
これまでのお客様も、最初は皆さん初心者でした。

だからこそ、まずは「あなたの理想」を聞かせてください。
私たち鈴木工匠が、その想いを丁寧に汲み取り、かたちにしていきます。

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