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栃木で地震に強い家を建てるなら?工務店選びで絶対に確認すべき5つのポイント

yoko1 栃木で地震に強い家を建てるなら?工務店選びで絶対に確認すべき5つのポイント

工務店選びで家族の運命が決まる?失敗事例に学ぶ重要性

「まさか、うちの家が...」
東日本大震災の際、同じ地域に建てられた住宅でも、工務店によって被害に大きな差が出たことをご存知でしょうか。
築年数も似たような木造住宅なのに、ある家は軽微な損傷で済んだのに対し、別の家は大規模な修繕が必要になった。その明暗を分けたのは、建築時の「工務店選び」だったのです。
地震大国日本において、工務店選びは単なる「価格比較」や「デザインの好み」だけでは済みません。あなたと家族の命、そして財産を守る最重要な決断なのです。
特に栃木県は、今後30年以内に80%の確率で発生するとされる南海トラフ地震の影響も想定される地域。だからこそ、地震に強い家を建てられる工務店を選ぶことが、何よりも大切です。
今回は、栃木で本当に地震に強い家を建てるために、工務店選びで絶対に確認すべき5つのポイントをお伝えします。

ポイント1:自社大工の技術力と継続性

なぜ自社大工が重要なのか?

「大工さんなんて、どこも同じでしょう?」
そんな風に思っていませんか?実は、住宅の品質を左右する最も重要な要素の一つが「大工の技術力」なのです。
多くの工務店では、工事の度に異なる大工さんが来ます。その結果、技術レベルにバラつきが生じたり、設計意図が正確に伝わらなかったりすることがあります。

確認すべきポイント:

  • 自社で大工を雇用しているか?
  • 大工の経験年数と技術資格は?
  • 伝統技術(木組み等)の習得状況は?
  • 定期的な技術研修を実施しているか?

技術力の差が生む安心感

先日お引き渡しをしたT様からは、こんな声をいただきました。
「現場で大工さんに直接要望を伝えられたのが良かったです。思い通り以上の家ができました!」
また、O様からは、
「大工さんが私たちの身長を考慮して、カウンターなどを腰の高さに合わせて設置してくれたので、とても使いやすいです」
このような細やかな配慮ができるのは、熟練した技術と経験、そして施主様への深い理解があってこそです。
特に神社仏閣の建築もできる伝統技術を持つ大工であれば、釘を使わない「木組み」技術により、地震の揺れを柔軟に吸収する構造を実現できます。

ポイント2:地域の気候を知り尽くした設計力

栃木の厳しい気候条件

栃木県は夏は高温多湿、冬は乾燥して冷え込む、住宅にとって非常に厳しい気候条件の地域です。
この気候特性を理解せずに設計された住宅は、湿気による劣化や温度変化による歪みが生じやすく、結果的に耐震性能にも影響を与える可能性があります。

確認すべきポイント:

  • 栃木県での施工実績は十分にあるか?
  • 地域の気候に合わせた断熱・換気計画があるか?
  • 軒や庇の設計で雨風対策がされているか?
  • 湿度調整への配慮があるか?

地域密着だからこそできること

実際にお住まいのK様からは、
「庇が大きく出ているので、雨風をしっかり防いでくれるんです。それに、木の家って本当に木が呼吸しているようで、空気がきれいだと感じます」
このような評価をいただいています。
また、別のお客様からは、
「風通しのいい間取りと天然木の床は暑い夏を快適にしてくれます」
「冬は床暖房が入っていなくても床が温かくて、無垢の心地良さを実感しました」
地域の気候を知り尽くした設計があってこそ、一年を通じて快適で、長持ちする住宅が実現するのです。

ポイント3:最新の耐震技術と伝統技術の融合

単なる「耐震等級3」では不十分?

多くの工務店が「耐震等級3だから安心」とアピールしていますが、本当にそれだけで十分でしょうか?
耐震等級は確かに重要な指標ですが、同じ等級でも使用する材料や工法によって、実際の地震への強さは大きく変わります。

確認すべきポイント:

  • 具体的な耐震工法は何を採用しているか?
  • 使用する耐震パネルの材質と性能は?
  • 化学物質を使わない健康配慮はあるか?

化学物質ゼロで実現する最高の耐震性能

一般的な耐震パネルには接着剤などの化学物質が使われていますが、本当に安全で地震に強い家を求めるなら、材料選びにもこだわりたいものです。
例えば、無垢材だけで作られた化学物質ゼロの耐震パネルなら、壁倍率4.2倍、床倍率3.5倍という高い耐震性能を持ちながら、室内の空気環境への配慮も両立できます。
さらに、法隆寺や東大寺が1000年以上も建ち続けている「木組み」技術を現代住宅に活かすことで、地震の揺れを建物全体で吸収・分散する、しなやかで強い構造を実現できます。

ポイント4:室内環境への配慮(健康住宅への取り組み)

地震に強いだけでは不十分な理由

地震に強い家を建てても、その家で家族が健康に暮らせなければ意味がありません。
実は、現代の住宅には健康への影響が懸念される化学物質が数多く使用されています。壁紙の接着剤、フローリングの化学塗料、構造材の防腐剤など、普段なら避けたくなるような物質が室内空気を汚染している可能性があります。

確認すべきポイント:

  • 化学物質の使用量を抑える工夫があるか?
  • 自然素材の採用状況は?
  • 換気システムの性能は十分か?
  • 調湿効果のある材料を使用しているか?

空気の質まで考えた真の健康住宅

実際にお住まいのお客様からは、
「木の家って、木が呼吸しているみたいで空気がきれいなんです。風通しも良くて、夏は窓を開けるだけで涼しいですよ」
こんな声をいただいています。
無垢材は湿度が高い時は湿気を吸い込み、乾燥している時は水分を放出する、まさに「呼吸」する素材です。
さらに、建築基準法の4倍以上の換気性能を持つ特許技術「Q換調」を採用すれば、高性能フィルターで花粉やウイルスもカットしながら、常に清浄な空気で室内を満たすことができます。
また、国産竹炭を床下に配置することで、自然な消臭・除湿効果も期待できます。

ポイント5:コストパフォーマンスと長期的視点

「安い」だけでは後悔する理由

工務店選びで最も危険なのは、「とにかく安く」という考え方です。
安い材料で建てた家は、10年後、20年後に修繕費用がかかったり、光熱費が高くついたりして、結果的に高額になることがよくあります。

確認すべきポイント:

  • 初期費用だけでなく、ランニングコストまで含めた提案があるか?
  • 使用する材料のグレードと理由は明確か?
  • 省エネ性能(ZEH基準等)は満たしているか?
  • メンテナンス計画と費用の説明があるか?

適正価格で最高の価値を

本当に良い工務店は、「適材適所」の考え方を持っています。
見えない部分には機能性を重視した材料を、人が触れる部分には肌触りの良い無垢材を使うなど、メリハリをつけることで性能を落とさずにコストを抑えることができます。
また、地域密着だからこそ実現できるコスト削減もあります。無駄な移動費や宿泊費がかからず、地元の製材所との長いお付き合いで良い材料を適正価格で仕入れることができるのです。
実際にお住まいのT様からは、
「手入れも水拭きだけで、とても楽です」
という声もいただいており、無垢材の家は時間が経つほど味わいが増し、メンテナンスも簡単なのです。

実際に確かめる方法:見学会と相談会の活用

百聞は一見に如かず

どんなに説明を聞いても、実際に見て、触れて、感じることには敵いません。
信頼できる工務店かどうかを判断するためには、以下の機会を積極的に活用しましょう。

構造見学会で「見えない部分」を確認

地震に強い家を建てるための工務店選びは、決して簡単ではありません。
この記事でお話したことを押え、気になった住宅会社の見学会に参加してみましょう。
尚、特にお勧めなのは構造見学会です。完成してしまうと見ることができない骨組み部分を確認できる貴重な機会です。
イベント情報は下記よりご確認いただけます。
ぜひ鈴木工匠の建てる家をご覧いただければと思います。

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